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高はしがくしゅう塾ブログ

塾長のブログです

冬期講習の季節

 教科書がむずかしくなったからなのか、あるいはスマホの普及のせいなのか、はたまた、保護者や先生がゲーム世代になったせいなのか、正しいところはわからないが、学力低下が猛烈に進んでいることは事実である。いくら全国一斉学力テストの結果で歯止めがかかったと発表してもむなしいばかりである。たぶん教育の世界の底辺のそのまた隅っこで指導に携わっている者の皮膚感覚が、そのように感じさせているのだ。しかも、この問題は早急に対策を講じるべき事案である。実力テストの学年平均が30点下がるって、それはダメだろう。子供たちのせいにしてはいけない。責任は大人にもあるのである。塾も含めて大人はみんな反省し、子供たちに謝らなければならないのではなかろうか。幸せな未来を構築するには、確かな学力と愛他心が不可欠である。それを育むのが教育であるはずなのだが、現状はどうであろうか。学力がただ点を取る技術としてのみ考えられているのならば、それはとても哀しいことである。

 当塾では自立した人格の形成を目標としている。成績は勿論よいにこしたことない。だが、成績は決して人間の生きる目的にならないのは自明のことである。成績が評価されるのは大学入試までであり、大人になって成績を自慢する者など、自分が一生懸命に取り組むべき大切な何かに出会えなかった不幸なやつということになる。だから勉強はおもしろい。知らないことを知るのは楽しい。できなかったことができるようになったのは快感である。生徒たちにこんな風に考えてもらえれば、うれしい限りである。人と自分を比べて、ああでもない、こうでもないと、つまらないことを言っても、自分は進歩しない。自分の心にエネルギーを蓄えて、自分の興味のある世界の入り口を探すことこそ肝要である。塾はそのための修練の場でありたい。

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